10月
能登地方の豪雨災害で被災された皆様にお見舞い申し上げますと共に。亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。地震被害から立ち直りつつある中での今回の被災には本当に心が痛みます。一日も早い復興を願っています。
さて、実り・スポーツ・芸術・・・秋の形容詞はたくさんあります。少し動くと汗だくで熱中症を恐れて屋外活動を控えていましたが、ようやく動ける気温になりましたので、あれこれとやる事が山積みです。
私は何といっても芸術の秋です。特にクラシック音楽が好きなのですが、コンサートが目白押しで誘惑に耐え切れません。お金が湯水のように使えれば、全部行きたいのですが現実はそうもいきません。取捨選択を迫られますが、なかなか聴くことができないものがあるとかなり悩みます。演奏者との出会いも一期一会。本当に聴きたいものを選ぶ眼が必要になります。いろいろと悩みながらも芸術の秋を堪能したいと思います。
お尚
9月
パリ五輪が終わりました。海外開催では最多の45個のメダルを獲得して盛り上がりましたね。選手個々には悲喜こもごものストーリーがあり、予想通りの実力を発揮できなかった選手のニュースが注目を集めていました。勝負は時の運ともいわれ、実力+運を味方にした人が栄光を手にしたようです。そのメダリスト達が口々に「支えてくれた方々に感謝と恩返しができた」と言っていました。常に成果で注目を浴びるのは選手です。それを陰で支えている人々や企業の存在がなければ成り立たないのも事実です。やってもらって当たり前ではなく、常に感謝の気持ちを持って競技に臨む姿に私たちは感動を覚えるのではないでしょうか。
さあ、今度はパリパラリンピックです。ハンディキャップを背負いながら超一流の競技を見せてくれる選手とそのチームの皆さんにエールを送りましょう!
お尚
8月
今年の梅雨は空梅雨気味でしたが仙台の水瓶は大丈夫でしょうか?
毎年恒例、東京のお盆の棚経の手伝いに行ってきました。当初は高温予想で戦々恐々でしたが、実際は常識的な気温の中で無事に済ますことができました。お経の初めと終わりには鈴(リン)を鳴らしますが、今回「私が鳴らす音と違いますね」というご婦人の言葉にビックリさせられました。指南書には下から擦りあげるように叩くとあります。上から叩くとカキーンという硬い音がしますが、下から擦り上げるとチーンという澄んだ音になります。何気なく行っていたことが不意に認められた事で大変嬉しい気持ちになりました。
「基本に忠実に」とは常識ですが、それをやり続ける事で自然と身に付き、自身を助けてくれるという経験を改めて体験させられた瞬間でした。
パリ五輪が始まりますが、選手皆さんの不断の練習の成果が出せるように心から祈ります。
お尚
7月
今年は梅雨入りがかなり遅く、梅雨入りしてもらしくない好天が続いたりと例年にないパターンです。沖縄や西日本の例をみれば、降るときは土砂降りの短期間になるのでしょうか?とりあえず農家は、まとまった雨が欲しいところですね。
今月はパリ五輪です。東京五輪の延期の影響で3年間という短いインターバルですが、ぞくぞくと日本代表も決まりつつあります。今回はブレイキンが採用され日本勢の活躍が期待されます。近代オリンピックの父・クーベルタン男爵もビックリでしょうが、新種目が増えて見る方としては楽しみが増すのでウエルカムです。男女のバレーボールも好調ですし、陸上競技でも世界レベルの新しい選手が出てきているし、今後のスポーツ界の活性化につながり頼もしいかぎりです。
選手が一人ひとりが怪我なく、十分に力を発揮して実り多い五輪となることを祈ります。
ガンバレ ニッポン!
お尚
6月
年長かなりや組の植えた朝顔が芽を出しすくすくと育っています。種が?蒔き方が?時期が?良かったのか分かりませんが例年に比べても早いです。年々桜の開花も早まっていますし地球温暖化のせいかもしれません。もうすぐ梅雨もやってきますね。気候変動というニュースが身近なワードとなってしまっています。
今はビニールハウス栽培や輸入等によって一年中四季の食べ物が手に入りますが、少し時代を遡れば季節の移ろいが風流であることが当たり前でした。連歌や俳句では季語を使い四季折々の情景を歌に込めたりしますね。季節と生活が密着していたのも日本の特色です。
今月は時の記念日もありますが、日蓮聖人は末法という「時」を重視しました。「時のしからしむる者也」とか「必ず先ず時を習うべし」等と教示されています。目先の事象にとらわれて本質を見失うことなく生活しなさいという教えを今一度かみしめてみることも大事ではないでしょうか。
お尚
5月
藤の花が満開です。ツツジも咲き始め春爛漫かと思いきや、今年は燕がまだ飛来していません。
新しい生活がスタートしてから早一か月、新しいお友達も少しずつ幼稚園に慣れたようです。でも連休明け迄はお試し期間ですけどね。人間は日常のルーティン作業の場合、脳を働かさないで済むそうですが、新しいことをする時はフル回転してエネルギーを消費するらしいです。人間の脳も省エネに努めるようです。しかしそればかりだと脳が働かなくなりますよね。いつもの通りはとても楽でよいのですが、やはり新しいことにどんどんチャレンジして脳を活性化させる事こそ大事だと思います。季節の良い時期だから新しい何かに挑戦してみましょうかね・・・。
お尚
4月
新年度が始まりました。進級と新入園のお友達との新たなスタートです。桜が丁度見ごろですね。
4月はいろいろと変化が大きい月です。新入学やら就職や、転勤・引っ越しで新たな生活をスタートさせる機会が多々あります。今までとは違う環境での生活で何かとストレスがたまります。だから私達はとかく安定を求めるのです。落ち着いてコンスタントに勉強や仕事をこなせる慣れた環境は、心に安心をもたらしてくれます。しかしながら仏さまの教えは「生々流転・諸行無常」です。今という時は二度とないという教えです。日々刻々と変化していく時間の中で、どのように生きるべきなのかを考えなさいとお諭しです。日々時間に追われ流されていく私達ですが、その中でも変わらない真実を見極める確かな眼を養わなければなりません。
お尚
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