はなぶさ幼稚園
今月の和尚

2021年度の今月のお尚

毎月発行の「はなぶさだより」に園主(雲山寺住職)からの一言を載せています。

3月
今年もコロナ禍でのひなまつり、卒園式となりそうです。ワクチンを打って来年の今頃
は・・・・という願いも空しく、ウイルスは未だに猛威を振るっています。一方で世界的
には、国連の常任理事国のロシアがウクライナを侵略する暴挙があり、世界平和という概
念が根底から覆されました。しかも平和の祭典であるオリンピック・パラリンピック開催
期間での出来事に怒りを禁じ得ません。
仏さまは命の平等を説かれました。自分の命も他人の命も等しく大切で、お互いを尊び合
う事が重要なのです。
これが実践できれば紛争や戦争など起きることはないのですが、実際には大変難しい問題
となり続けています。
せめて私たちから祈り・実践していかねばなりません。精進!精進!

お尚 

2月
以前にも書きましたが「やる気!根気!元気!瑞生!」がモットーの松田瑞生選手が大阪
国際女子マラソンで優勝しました。大会新記録で日本歴代5位の好成績にもかかわらず悔
し涙のインタビューにはビックリ。
自分の目標タイムに届かなかったからだとか。優勝しても更に高い目標に向かっているこ
とが印象的でした。
コロナの影響で自粛の生活がこれだけ続くと、気持ち的にも沈みがちで新しい事に挑戦し
ようという心が持て
なくなってしまいがちです。更にオミクロン株は感染力が強いので、なお更外出は自粛!
というパターンです。
今できる、今だからできる何かを見つけて「やる気!根気!元気!」のモットーを私たち
も掲げて頑張りましょう!!

お尚 

1月
新年明けましておめでとうございます。年末年始は大変寒かったですね。
昨年も書きましたが、我が家の正月三が日は駅伝三昧でアッという間に過ぎてしまいます。
本来陸上競技は個人競技ですが、リレーと駅伝はチーム戦です。野球やサッカー等のよう
に常にチームで戦うのとは違い、通常は個人種目で、その時だけチームになるという難し
さがあります。特に近年の駅伝は戦略も加味され、監督は気苦労が多いのではないかと推
測します。前評判通りの走りをする人と、そうでない人と様々でしたが、視聴者としては
大変面白い展開になりました。
さて、当園もワンチームとなって卒園、進級に向けて頑張りたいと思います。今年も宜し
くお願いします。

お尚 

12月
健康診断の数値と日頃の運動不足解消・健康維持の為、トレーニングジムへ通い始めまし
た。
老若男女さまざまに各種メニューを楽しんでいて、特に私より年配の方々が精力的にトレ
ーニングする姿に刺激を受けています。本格的に腰にベルトを巻いてバーベルを上げる姿
は神々しくも映ります。
昔は自分の足が頼りで、例えば伊能忠敬さんは全国を測量して歩いて日本地図を作りまし
た。履物もランニングシューズではなく草鞋でした。更に今から2500年前にもなると、
お釈迦様は多分素足でインド北東部を歩いておられたと思います。人々の様々な悩み苦し
みを受けとめながら、そこからの脱却を探し求め12月8日早朝に悟りを開かれました。
今年も子どもたちと共に、悟りの内容を考えてみたいと思います。

お尚 

11月
今年幼稚園のコナラのドングリが豊作のようで、園庭を掃くとかなり大量のドングリが集
まりました。山に木の実等が豊作なら、熊が人里に出没しなくなるといいますので、そう
なるといいですね。
さて、園児たちも実りの秋です。運動会を終えて一段と体も心も成長し意気揚々と生活で
きているように見えます。幸いにも今のところコロナウイルス新規感染者数が激減してい
ます。今冬はインフルエンザが流行云々といわれていますが、今まで通りの対策を続けて
いれば、どちらの流行も防げると思います。
もう少し我慢を続けるその先に、自由で明るく楽しい生活が戻ってくるような光が見えて
きました。
もうひとがんばりしましょう!

お尚 

10月
だんだん日暮れが早くなってきました。先日TVで虫の鳴き声特集がありましたが、混成一
斉大合唱なので、どの声がどの虫なのかさっぱり分かりません。多分こおろぎが多いと思
いますが・・・。
読書・スポーツ・芸術等々の秋になりました。実りの季節でもあります。
コロナ禍の中で様々な制限がある中でも子どもたちは体も心も大きく成長し、たくましい
姿をみせてくれています。一日単位で見ていると気づきませんが、春からのトータルとし
て観ると変化が分かります。足元に気を付けながらも進行方向を定めてコツコツと積み重
ねることの大切さを、その姿を通して教えてくれていると思います。
私たち大人も負けずに積み重ねましょう!

お尚 

9月
東京五輪の興奮が冷めやらぬ中、今度は東京パラ五輪が始まりました。連日の活躍にワク
ワクしていますが、パラアスリートこそ超人だと思いませんか?持てる能力をフルに活か
してのパフォーマンスは本当にすごいです。健常者といわれる私たちこそ、持てる能力を
フルに発揮できているでしょうか。人間の持つ能力は、無限大だと毎日教えられているよ
うです。
私たちは彼らを障がい者といいますが、本当にそうでしょうか。障害があるのは私たち自
身なのではないでしょうか。私たちが勝手にバリアを作り、区別しようとしていると思え
てなりません。心や体のハンディキャップや多様性を認め合い、文字通りバリアフリーな
社会を目指さなければならないと思いました。

お尚 

8月
梅雨明けからのいきなりの猛暑で体温調節が厳しい毎日です。今年は東から梅雨が明ける
という珍しいパターンで、最後が四国地方になりました。熱海の土砂災害があり、九州や
中国・四国地方の豪雨といい、災害が多くなる時期です。これからは台風の被害も心配で
す。それに加えて新型コロナ禍もあり、そのような中で東京五輪が今週始まります。しか
しながら殆どが無観客の試合になり、私たちをはじめ選手の皆さんも気合が入らないので
はないでしょうか?半世紀に一度の大イベントで、いろいろと盛り上げて大いに楽しむと
ころでしたが、そこは選手の頑張りに期待するのみです。ガンバレ、ニッポン!

お尚 

7月
いよいよ東京五輪が迫ってきました。五輪をリアルタイムに観られる好機なのに、華やか
なはずの聖火リレーは縮小、海外からの観客はシャットアウト、会場も無観客の可能性有
り等と全然ワクワク感がありません。
一方選手レベルでは、男子100M等々世界で戦える選手が多く、メダルへの期待が持てそう
です。今回を逃すとピークを過ぎてしまう人もいるので、今大会が本当に貴重な機会であ
ることも理解できます。
しかしながら、大規模なイベントで人出が増えると感染拡大することは、世界の各地で起
きています。
東京五輪後にパンデミックにならない対策が功を奏すると共に、本当に皆に安心安全な五
輪であってくれることを切に祈ります。

お尚 

6月
ここ数年、カッコウの鳴き声を聞かなくなりました。ウグイスは鳴いていますが・・・。
カッコウは托卵といって、ウグイス等の巣に卵を産み、しかも育ててもらうという何とも
ご都合主義の鳥ですから生息数が減っているのでしょうか。
コロナ禍でのストレスも原因なのか、子どもへのDV増加が問題となっています。しつけと
称して行き過ぎた体罰や虐待、言葉の暴力等々で子どもの体や心を傷つけてしまっている
そうです。何でも自分だけで抱え込もうとせず、いろいろと話や相談ができる環境が大切
です。自分の周りを見渡して確認してみましょう!
自分自身がそうならないように。

お尚 

5月
季節は鮮やかな新緑へと移りつつあります。心地良いですね。
少し前の話ですが、競泳の池江選手が五輪代表の内定を決めました!順風満帆にみえた競
技人生。2019年、突然白血病が彼女を襲いました。即入院治療に専念し生死をかけた苦し
い闘病生活にも耐え、昨年練習を再開し競技生活に復帰。以来、出場する大会ごとに記録
を縮めて臨んだ日本選手権で、まさかの4冠達成。みごと栄冠をつかみ取った精神力には
感服しました。「努力は必ず報われる!」涙ぐみながら語った彼女の言葉には重みがあり
ました。
日々耐えて生活する私たちの先にも、必ず光が見えてくるはずです。頑張りましょう!

お尚 

4月
ご入園、そして進級おめでとうございます。今年は桜の開花が早すぎて既に満開を過ぎ、
桜吹雪の始業式・入園式になりました。これはこれで綺麗ですね。
一年経てば落ち着くと思った新型コロナウイルスは、未だに猛威を振るい続けていて、こ
こ宮城県も緊急事態宣言の一歩手前のような状況です。そのような中での新年度の船出と
なりました。
本年も昨年同様多々思い通りにいかない場面もあるかと思いますが、仏様の御加護を念じ
て、可愛い子どもたちが安心して生活できるよう、十分に感染症対策を施しながら、楽し
い幼稚園となるように頑張っていきたいと思います。この一年、どうぞ宜しくお願いいた
します。

お尚 

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