はなぶさ幼稚園
今月の和尚

2012年度の今月のお尚

毎月発行の「はなぶさだより」に園主(雲山寺住職)からの一言を載せています。

3月
上棟式が終わりました。在園児から卒園児、保護者、ご近所の皆様まで多くの方々に参加していただけました。
多くの人々に支えられた園だと再認識した次第です。
子供の頃、よく見上げていた五色の旗を目の前にして、お餅をまく側になりましたが、皆さんの笑顔に
私たちも嬉しくなりました。震災による破壊から再生へと向かう今をみると、苦しみに耐えるからこそ
その後の楽しみが倍になる事を実感しています。やがて来る落慶を皆様と共に祝えることを楽しみにしつつ
残り少ない今年も全力でがんばります!

お尚

2月
1月は、殊のほか寒く雪の多かったですね。
でも日差しはだんだん柔らかくなってきました。木々の芽も色付いてきています。
春への再生と季節は動いています。
新園舎も着々と工事が進み今月末には引っ越しの予定です。あの大震災から2年目になろうとしている今、
ようやく本園にも明るい光が見えてきました。
大変な思いをしたからこそ、みんなで喜びを分かち合いたいと思います。
もう少々、お待ちください。

お尚

1月
明けましておめでとうございます。
新年早々、先生方と研修会に参加してきました。「脳トレ」で有名な川島隆太先生の講演でした。
「早寝早起き朝ごはん」は単なる標語ではなく、子どもたちの人生を決めかねない程の重要な事だと強調されていました。「寝る子は育つ」は本当なのです。よく学び、よく遊び、よく食べて、よく寝る!これが子どもの脳を良くする秘訣だそうです。
夜9時には寝かせましょう。それが子どもの為、そして将来の私たちの為に!

お尚

12月
上棟式が終わりました。在園児から卒園児、保護者、ご近所の皆様まで多くの方々に参加していただけました。
多くの人々に支えられた園だと再認識した次第です。
子供の頃、よく見上げていた五色の旗を目の前にして、お餅をまく側になりましたが、皆さんの笑顔に 私たちも嬉しくなりました。震災による破壊から再生へと向かう今をみると、苦しみに耐えるからこそ
その後の楽しみが倍になる事を実感しています。やがて来る落慶を皆様と共に祝えることを楽しみにしつつ
残り少ない今年も全力でがんばります!

お尚

11月
幼稚園の工事が始って2週間が経ちました。
毎日、実に多くの方々が様々な作業に携わり知恵と巧みな技術で進んでいます。
先日のお店やさんごっことバザーでも、皆さんの御協力を頂き、有り難うございました。
特に快く手伝っていただいたお父様方のおかげで、楽しく、よりスムーズに進みました。
一流のスポーツ選手も、ノーベル賞を受賞する偉業を成し得た人も、まず周囲の人々への感謝を口にします。
物事は、どんなことでも一人では成し遂げられません。そして時には、自分が誰かの為に快くサポートする側に回ることも大切です。
紅葉は命をつなぐ自然の摂理です。落ちてなお、堆肥として自らを生かす潔さを見習いたいものです。

お尚

10月
いきなり秋がやって来ました。園舎の改築工事も始まりました。突然の環境の変化に、かなりとまどい
気味です。古くなれば新しいものと取り替えるのは世の常ですが、何となくもの悲しくなります。
50年に亙り園児たちを見守り続けた園舎に感謝しつつ、再生へ向けて歩を進めていこうと思います。
いろいろ皆様、御協力の程、宜しくお願いいたします。

お尚

9月
例年になく残暑が厳しく、雨の少ない日々が続き、ダムの貯水量云々のニュースが流れています。
節電に加えて節水も必要ですね。毎日何気なく使っている電気や水も全て、地球の恵みによるもの
だということを改めて痛感しました。
何事においても程々を心がけなければならないと思います。でも運動会の日は晴れますように!

お尚

8月
フェルメールの「真珠の首飾りの少女」を観てきました。入館するのにも行列で、大勢の人が
訪れていました。
振り向いた少女の青いターバンと唇の光沢。何とも言えない表情に観る人ごとに想像を掻き立て
られる絵画です。レンブラントやルーベンスといった名だたる作品を堪能し、本物の息吹を感じて
きました。
この休み中に、子どもたちに、バーチャルではなく本物の何かを味わわせてほしいと思っています。

お尚

7月
梅雨らしからぬ日々が続きました。予報では暑い夏になるそうですが・・・。
その中でいまだに多くの人々が被災地に手を差し延べてくれています。有り難いことです。
一歩ずつでも前へ進めるように、私たちも努めなければなりません。
平穏という言葉を噛みしめながら当園も含め、復興への祈りを七夕さまにささげようと思います。

お尚

6月
気温の上下や時ならぬ豪雨や暴風。気候の変動かと私達の目には映ります・・・。
今日、カッコウの声を聴きました。気ぜわしく過ぎてゆく日々の中で、しっかりと自然は
動いています。この地球という生命をこれ以上キズつけないように、私たち人間だけの
エゴイズムな生活を見つめ直す必要が大いにありますね。今日の営みの中からすでに・・・。

お尚

5月
ようやく桜の頃もすぎ、つばめや小鳥など春の使者たちが続々とやって来ました。
はなぶさの新しいお友達も少しずつ慣れたようでホッとしています。
早速お釈迦さまの花まつりから行事がスタートします。元来、仏の子である私たちなのです。
親である仏さまの事を思い出す良い機会です。みんなでしっかりと手を合わせましょう。

お尚

4月
さあ、24年度の始まりです。
大震災の傷跡がまだ残ってはいますが、再生へと進んでいく年度にしたいと
思います。新しい元気なお友達を迎えて、にぎやかさが戻ってきました!
一所懸命にがんばりますので、皆さまの御協力の程、宜しくお願いいたします。

お尚

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