はなぶさ幼稚園
今月の和尚

2005年度の今月のお尚

毎月発行の「はなぶさだより」に園主(雲山寺住職)からの一言を載せています。

2月
今年の冬は厳しい。北国ロシアでは百年来の寒さで氷点下50度まで下がり生活に支障が出てるとか。
私たちのきままな生活がその原因でなければいいのだが・・・。
でも暦の上ではまもなく春が来る。黒い大地が顔を出し、やがて美しいみどりがよみがえり、そしてきれいな花が咲く・・・と自然は人々を裏切ることなく大きな力を見せてくれる。
私たちはそれを深く感じ、小さいながらもそれに報いて生きようとする若者を育てていかなければならないのだ。

1月
新年おめでとう。大変雪が多く、毎日除雪に追われ自衛隊の出動を依頼する所もあり、大変寒い冬となっている。
近くの病院で赤ちゃんが連れ去られ大騒ぎになった。幸い赤ちゃんは無事に親元に戻ったのでひと安心。
何ともさわがしい年明けだった。
さて、我がはなぶさの子たちは無事に帰ってきた。進級、進学に向けて大切な学期に入る。事故のないよう、お互いに気配りをしながら頑張っていこう。

12月
マラソンの高橋尚子選手が帰ってきた。あの軽快な走りが何とも爽快だ。 最後のあの上り坂で苦杯をなめた彼女。それ以来色々な試練にあう。 心と身体の調節は他人に言われぬ苦しさがあるだろう。 ゴール近くの最後のコーナーで高く右手を上げた姿がとても美しく見えた。 忍辱持久(にんにくじきゅう)と説かれた仏さまの世界である。

11月
境内の木々が色づいてきた。植物たちは冬に向って休眠に入るのだ。子どもたちはそれとは反対にこれからが園生活の中で最も充実した時期を迎える。卒園と進級に向ってより上をめざした保育に熱が入るし、子どもたちもそれに100%こたえてくるから驚く。このまま小学教育へと続けてみたいね。先生達のひとりごとが聞かれる節でもある。とにかく素直に育ってほしいね。

10月
今朝は快晴。運動会もこの天気だといいな。子どもたちの鼓隊も大分そろってきたようだ。
総練習も終えて少し自信がついたのかな。今年はかなりやさんが少ないので、先生方が苦労しているようだ。子どもたちを送り届けた後に皆でお茶を一服する先生たちのお話は専ら子どもたちの成長の姿、お母さんたちの成長の姿にまで及ぶ。先生たちの眼はとても冷静で、また感動的である。運動会の節になるとそれがピークに達する。
先生たちも成長しているんだなと、つくづく思う。

9月
さわやかなかぜが吹くようになった。
子どもたちも元気でかえって来た。みんな大きくなったようだ。
それぞれ家族で夏の思い出を楽しんで来たと云う顔をしてる。
さて二学期は大きな行事が多い。それぞれお父さん、お母さん達の協力が必要です。
長い親子共々の人生の中で幼稚園時代が一番印象に残るものです。皆んなで汗を流して、本当に楽しい思い出を作っていきましょう。

8月
虫とり網をもってクワガタ虫を探しに来る子供たちの姿が見られるようになりました。
真夏の太陽がギラギラと照りつける季節。大人は少々バテ気味、でも子供は益々元気。
大好きな水遊びや泥んこ遊びに目を輝かせる時期ではないでしょうか。TVゲームなどに興じるのではなく、この時期にしか体験できない遊びを大いに楽しんで、真黒に日焼けをして、ひとまわりもふたまわりもたくましくなって、始業式にあいたいなあと楽しみにしています。

7月
天皇、皇后両陛下がサイパン島を慰霊のため訪問された。
戦争末期、島民が追いつめられ、あのバンザイ岬から海へ投身されて六十年の月日が流れた。
我が子を先に落として、親が後につづく・・・
どんな思いを残して・・・と思うと胸がいたむ、今は美しい平和な島、恋人たちが楽しく語らう姿に幼な子達のみたまは波間にただよいながら癒されているのだろうか・・・。
今はただ合掌あるのみ、命あるかぎり。

6月
みどりが美しい中で、ウグイスが一日中美声をきかせてくれる。又、多くのことり達が園庭に集まって遊んでいる。中でも五羽程のスズメ一家が、のの様に上げたごはんをたべにくる。たべやすくしているのは母鳥だろうか。なんとも平和な姿だ。
さて、本格的な保育が始まって二十日余り。泣く子が居なくなった。園生活に慣れたのだろう。先生方も思う存分保育に集中出来るだろう。とても大切な時期に入ります。

5月
風吹が二日程つづき今日はもう桜が葉桜となってしまった。今度は新緑の節となる。
子ども達も園生活に少し慣れてきた。先生方も子ども達の顔をしっかりとおぼえたようだ。
春の遠足に向かっておててつないで歩く事を教えられる。
先日は幼稚園のまわりの桜を見物してきたようだ。
そろそろ本格的な保育が始まる。今まではお客さまでした。まもなく、「幼稚園にいかない」が始まります。
お母さん、負けないように頑張ってください。

4月
やっと春らしくなってきた。でも、ウグイスのさえずりはまだぎこちない。
新入園児がやってきた。とても元気な子供のようです。はなぶさではまず、ののさまに手を合わせることから始まります。一人一人、みんなかけがえのない尊いいのちだからです。
親と子の世界から多くの子供達の世界へ入って行くのです。その中にはルールがあります。
それを少しずつゆっくりと、ていねいに教えられます。やがて、みんな思いやりのある、やさしい子供に成長するように、と先生達が願うからです。
苦労も沢山あります。みんなで力をあわせて頑張りましょう。

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